お知らせ
今日のひるがの、神社巡り。
雪が一日中降る日もあり、全面滑走が可能なゲレンデが多くなってきました。そんな中縁もあり岐阜の神社巡りをしまして、知っている方もいるかもしれませんが、ちょっとだけ紹介してみようかと思います。(撮影もどこをとっても構わないとの事でした、ありがとうございます。あ、でもフラッシュに頼らないようには頑張ります。)
まず最初に紹介するのは石徹白白山中居神社です。1000年以上続く白山信仰と関係する神社で、かつては道中の中継地点として栄えた場所になります。最初の鳥居の道には樹齢1000年の杉の大木が神社にいざなう様に立ち並んでおり、この世と隔てている様な石徹白川の橋を渡った先に鎮座しています。静かな場所でもあり、季節によって周りの景色の変化を楽しめます。主祭神は伊弉諾尊・伊弉冉尊・菊理媛命です。
お次は水無神社。うーむ、言わずとしれた「君の名は。」の神社のモデルとなったのではないかという神社です。境内には色々なものがありますが、個人的には銀杏の木が魅力的です(銀杏拾い的な意味で)。安産・縁結びの御神樹らしいのでその立派な姿を拝んでみてはいかかでしょうか。御祭神は御年大神が主祭神として外十四柱の神々が祀られています。
お次は日枝神社と呼ばれる神社で、この神社もアニメ作品の聖地のモデルになってたりしています。春に行われる高山祭り例祭の地でも有名です。御祭神は大山昨神です。
最後に紹介するのが美並の粥川に位置する高賀六社の一つである星宮神社です。こちらは瓢ヶ岳の山岳信仰から始まり、神仏習合を経て、廃仏毀釈の嵐にさらされることなくその形態を残している神社になります。そのため、神様に祈っていたかと思ったら仏様を拝んでいたなんて勘違いも。あ、私です。
平安からあるだけにいろんな言い伝えがあったりします。詳細は調べると出てきますが、かつては「さるとらへび」(鵺っぽい...。)と呼ばれる妖怪を退治した藤原 高光と道案内をした粥川のウナギ。また義貴星という神様が粥を高光に施したという伝説もあり、今日でも粥川のウナギは食べてはいけないという習わしがあるようで、道中でも度々禁漁・禁断の看板を見かけたりします。森の中の雰囲気も良く、高光が矢を収めたという矢納ヶ渕が透き通ったエメラルドブルーの綺麗な風景が見れたりします。
また、神社の隣には30~50代までの円空作の仏様95体と昔の美並の文化を紹介する美並ふるさと館があります。美術や歴史に興味がありました是非寄ってみてはいかがでしょうか?円空の作品も若い時の繊細さから後の木目を生かした独特の作風を比較するのも楽しいですよ。
ではまた。